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スコーンのレシピは簡単だから良い

スコーンに詳しくなっておけば、レシピとしては簡単だしイギリスやアメリカでは難なく食生活をエンジョイできる。スコーンレシピはどれも作り方が簡単で、食事としてはイギリス的であり、アメリカ的でもある。ここで注意。スコーンと聞くと、あのスナック菓子の湖池屋スコーンのことを思い出す日本人もいるだろうが、欧米で一般的なスコーンはそれとは全然違う。基本的にスコーンと言うのは、もともとはスコットランド料理のひとつで、小さな固めのパンのことだ。言い方を変えると、ビスケットが厚めになってやわらかくふんわりパンのようになったようなものである。スタバ(スターバックスコーヒー)やアフタヌーンティーのスコーンを食べたことのある人なら、ピンと来るだろう。ここでまた、日本人はビスケットと言うとビスコのような乾燥していて硬いものを思い浮かべる人が特に年配の人には多いだろうが、これもアメリカでは、スコーンをビスケットと呼ぶことも多い。ケンタッキーフライドチキンのビスケットを食べたことがある人なら、ピンと来るだろう。

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本場イギリスとアメリカでのスコーンレシピの違い

アメリカではビスケット(カロリーの低いプレーンのスコーン)と具が入ったスコーンとは違う食べ物として、レシピでもそのように使いわけられている。このビスケット(スコーン)の作り方は、レシピをみるとイギリスのものよりも生地に砂糖を多く加えたり、蜜をたらしたりするところがアメリカ的だ。甘党のアメリカ人にはこんなレシピが受けているようだが、辛党向けには、ベーコンとチーズにタマネギを加えた塩味のスコーンを使った作り方をする簡単レシピも多いようだ。要するにアメリカではスコーンといえば具入りのもののみを指す。具として、一般的なレシピによく登場するのが、レーズンやブルーベリーやクランベリーといったようなドライフルーツ、それにナッツやチョコレートチップ、などが多い。私が出張で1週間イギリスに居たとき、朝食には毎日スコーンが出た。日本の朝食も、ご飯に焼き魚と納豆、のりに味噌汁といったように朝食は簡単なレシピが多いが、イギリスも、スコーンとジャム、それにハムやソーセージ、それに紅茶といった簡単なレシピで済ませることが多い。

日本でも人気急上昇のスコーンを使ったレシピ

イギリスのスコーンは、牛乳に代えてクリームを使ったり、バターではなくショートニングを使う作り方が多いし、レーズンなどの干した果物を混ぜて焼き上げただけという作り方もある。このようにスコーンを使ったレシピは、簡単なことからイギリス全土で一般的に使われており、また大西洋を渡ってアングロアメリカのレシピにもよく採用されている。ここまでは本場のイギリス、そして海を渡ってアメリカでの話だが、これが日本に上陸すると、さすがは美食家日本人、簡単にはいかない。スコーンの可能性を広げる様々なスコーンの作り方とそれを使ったレシピが次々と開発される。スコーンに全粒粉や、天然酵母、ライ麦や、さらにはホットケーキミックスまで使ってみたりと、バリエーションが恐ろしいほどに増えている。栗原はるみなどプロの料理家までこのスコーンを使っている。もう、パンとスコーンの境目がわからなくなってきているくらいに、スコーンは日本でも一般的になりつつある。なんでも工夫して自分のものにしてしまう日本人らしいところだ。これらは最近では通販でも簡単に手に入るようになったので、一度試してもらいたい。

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